ワキガ体質の臭いは菌の影響も大きい!清潔に保って改善しよう

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人の皮膚には、常在菌と呼ばれるさまざまな細菌が住みついています。これらは普段、皮膚を守る働きをしていますが、発汗など特定の条件がそろうと強い刺激臭を発生させる原因にもなります。またワキガ体質の人には、特定の菌が多く住みついていることがわかっています。そのため、臭いのもととなる細菌の繁殖を抑えることが、ワキガ対策の第一歩となるでしょう。今回は、ワキガ体質の人はとくに知っておきたい、菌の種類や汗との関係についてご紹介します。

発汗と細菌が強い悪臭をつくる

ワキガ臭(ワキガ体質による強い臭い)は、わきの下などにあるアポクリン腺から出てきた汗が、肌に住みついている「ブドウ球菌」や「コリネバクテリウム属の菌」などの常在菌によって分解されることで発生します。

汗として分泌されたアミノ酸、あるいははがれた角層を、ブドウ球菌やコリネバクテリウム属の菌が分解すると、イソ吉草酸という強いニオイ物質が発生しワキガ臭となるのです。

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常在菌の種類

それでは、皮膚に存在する主な常在菌について紹介します。

常在菌①ブドウ球菌

鼻腔や体表に存在する常在菌でブドウ菌属の総称。臭いの強さは比較的軽度であることが多いようです。ただし、感染症の起因菌である黄色ブドウ球菌が繁殖すると、食中毒のほか、皮膚炎などを引き起こす原因にもなります。

常在菌②ジフテロイド菌

コリネバクテリウム属の菌の中で、とくにワキガ体質の人に多く住みついているのがこのジフテロイド菌です。焦がし過ぎたバターのようなすえた臭いを発散します。

常在菌③キセロシス菌

コリネバクテリウム属のキセロシス菌も、体臭やワキガ臭の原因となっています。このほかにもコリネバクテリウム属の菌は多数存在するとされています。

なぜワキガ体質の人にジフテロイド菌やキセロシス菌が多く常在するのかについては、遺伝的な要素が大きいとされている以外、詳しいことはわかっていません。

汗をかく・湿った場所に発生しやすい

ワキガ臭は汗と細菌が組み合わされることで発生するので、どちらかを抑えることができれば、臭いを抑えられるでしょう。
細菌が繁殖しやすいのは、アポクリン腺が多いわきや足など熱や湿度がこもりがちな場所です。繁殖を抑えるためにはなるべく乾燥させるか、熱がこもらないよう通気性をよくする。もしくは、細菌の栄養素となる皮脂や汗、角質などの汚れを拭き取りいつも清潔にしておくことが大切です。

菌が発生しがちなポリエステル素材は注意

着用する服によっても、細菌の繁殖状況が変わります。ユニホームやTシャツなどによく使用されているポリエステル素材は、伸縮性や速乾性には優れています。しかし、かいた汗自体を吸収するわけではないため、わきや背中・胸などに汗がとどまると細菌の培養地となってしまいます。

衣類を毎回、洗濯することは大切ですが、洗浄方法によっては、汚れや細菌が十分に落ち切らずに残存し、洗ったのに再び臭うこともあります。

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洗い方・乾燥方法を工夫し清潔な状態で保管

ワキガ臭が気になる人は、洗濯前にわきの部分をお湯と洗浄剤・漂白剤などでつけ置きしてから洗濯槽に入れると、細菌を洗い落とすことができます。
また、運動用のバッグに汚れや細菌がついていると、洗ったばかりの衣類に再び細菌が付着してしまうことも。定期的にバッグも洗浄するようにしましょう。

乾燥方法については、なるべく風通しの良いところで日光にあてて完全に乾かしてください。部屋干しが続いて生乾きのまま保管してしまうと、雑菌が繁殖してしまうおそれがあります。

まとめ

ワキガ臭を防止するには、細菌を繁殖させない環境をつくることです。とくにアポクリン線の汗は臭いのもととなる皮脂や成分を分泌させやすいので要注意。皮脂や汗が出たら拭き取って常に清潔に保つ、そして衣類はポリエステル素材よりも、吸水性の高い綿や絹などの自然素材のタイプを着るようにしていきましょう。

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記事本文は2018年4月時点の筆者の知見に基づき制作されており、最新の見解と異なる可能性があります。