気になる体臭の外来は?まずは部位や発生原因を知ろう

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「最近体臭が気になってきたものの、何科を受診すればいいのかわからない」そんなお悩みを抱えていませんか?臭いの主な原因となっているものは、発汗のほか、内臓の病気由来のものや口の臭いが原因の可能性もあります。さらに、ワキガのようなもともとの体質に由来するものもあります。
自分の体臭はどこから発生し何が原因と考えられるかを知るとともに、「皮膚科・内科」「心療内科」「歯科」の3つを軸に、根本的な治療が受けられる外来の選び方をご紹介いたします。

口臭以外は、まず皮膚科・内科へ

近年「体臭専門外来」という医療の窓口が新設されるようになってきましたが、その数はまだまだ少ないのが現状です。そのため、体臭の発生部位を自分で判断したうえで、病院にかかることが望ましいです。

体臭のもととなる皮脂や汗が分泌される場所は実にさまざまですが、頭皮・額・耳の前後・わきの下・胸・手足と、皮膚から発せられるものであれば、まずは皮膚科・内科を受診してみてください。
口臭は、口腔内の環境が原因の可能性があるため、歯科をおすすめします。

年齢によって体臭が発生するので、気になる方はこちらの記事へどうぞ

診療内容や在籍医師もチェックする

それでは次に、皮膚科・内科を受診するにあたって診療内容を確認しましょう。
体臭に関する場合、皮膚科の場合は診療内容に「ワキガ」「多汗症」と掲げている医院・クリニックを選ぶことが大切です。体臭の分野で診察経験が多い医師にかかれば、安心して治療に臨めるでしょう。

また、すでにワキガや多汗症ではない、と診断された人やその可能性が低い人は、胃腸や肝臓・腎臓の専門医資格を持つ医師のいる内科へかかり、臭いの原因が内臓由来ではないかを診察してもらいましょう。

治療を視野に入れる場合

治療では、軽度であれば内服薬の処方、中程度からは汗を止める働きがあるボツリヌストキシンの皮下注射と内服薬の併用。重度であれば、手術を受けるかどうかの相談となります。

たとえば、わきの下の手術であれば、臭いのもととなるアポクリン腺の吸引やローラー器具を使用して汗腺をうすく削り取る方法があります。しかし、この施術方法ではアポクリン腺の完全除去は難しいです。アポクリン腺を完全に除去する場合は、皮膚を切開してアポクリン腺やエクリン腺を完全に取り除く直視下摘除法、反転剪除法などの術式がとられます。

これらのワキガ・多汗症の治療は、保険適用されるケースもあるので、やはりこの分野の経験が豊富な皮膚科を最初に受診することをおすすめします。

ワキガ体質の治療方法についてこちらで詳しく紹介しています

精神性のものは心療内科・精神科へ

皮膚科でも内科分野でもないと診断されれば、精神的なものが原因となっていることを疑い、心療内科や精神科を受診することをおすすめします。

精神性発汗の可能性

発汗のメカニズムでは、暑いときや運動したときにかく「温熱性発汗」のほかに、緊張したりストレスを感じたりしたときに汗が出る「精神性発汗」の2つがあります。
「精神性発汗」であった場合は、ストレスを緩和する自律訓練法や呼吸法など、臭いのもととなる多量な発汗を軽減させる治療を受けることができます。緊張状態のときに、汗を多量にかき臭いがでてしまうことが悩みである場合は、精神性発汗かもしれません。

精神的な負荷は要注意!「ストレス臭」につながる可能性があります

自臭症のケースもある

一方、実際には体臭がないのに、自分の臭いが気になって仕方がないという人も。これはもしかすると「自臭症」と呼ばれる神経症かもしれません。気にしすぎると、良好な対人関係がつくれなくなり、うつに近い状態になってしまうこともあります。その場合も一度、心療内科や精神科を受診してみることをおすすめします。

口臭の場合は歯科の専門外来へ

自分の口の臭いが気になる場合は、口腔外科や口臭外来を標榜している歯科へ行きましょう。

口が臭う原因の9割方は口の中にあるとされており、主に虫歯や歯周病、そのほか歯垢や歯のまわりに繁殖した細菌、舌苔などが原因と考えられます。残り1割は、糖尿病や肝臓、呼吸器などの内臓に何らかの異変が起こり、それが口臭として現われている可能性があります。

虫歯や歯周病の治療はもちろんですが、定期的に歯科を訪れて自宅での歯磨きでは落とせない細かな汚れを除去してもらうことが大切です。

口臭外来の治療について

口臭外来を診療科目として掲げている歯科や口腔外科では、口臭測定器による吐息の検査で、どのような物質が含まれているか、その濃度を測定・分析し、原因を特定します。メチルメルカプタン(腐った玉ねぎのような悪臭物質)が検出されれば歯周病、ジメチルサルファイド(キャベツが腐ったような悪臭物質)なら鼻やのどなどの病気、という具合です。

この結果をうけて、歯科分野であれば治療を行い、それ以外にも正しいブラッシングの仕方など、生活指導も含めて口臭防止をサポートしてくれます。

まとめ

さて、どの科にかかればいいか、おわかりになりましたか?不明点があれば、直接医科に電話をして聞いてみましょう。また、自分の症状が保険適用になるかどうかも、担当する医師の診たてによりますので、治療を視野に入れている場合はご注意ください。

気になる体臭は日々の食事から改善できます。詳細はこちらからどうぞ
こちらの記事で体臭に関する総合的な情報を紹介しています
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・今使っているケア製品は効果があるのか?
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記事本文は2018年4月時点の筆者の知見に基づき制作されており、最新の見解と異なる可能性があります。