体臭がミルク(牛乳)の臭い!? その原因を探る

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体臭には、すぐにイメージされるいわゆる「悪臭」のほかに、ミルク(牛乳)のような甘い臭いを発する体臭もあります。ここでは、ミルク(牛乳)のような体臭とは何なのか、そこに隠された病気や臭いの原因となる食生活について詳しく見ていきます。

体臭がミルク(牛乳)の臭い!?

ミルク(牛乳)のような臭いのする体臭とはどのようなものなのでしょうか?

体臭にはさまざまな種類がある

体臭とひとくちに言っても、その種類はさまざまです。主な体臭には、遺伝的な要素が強く、わきを中心に発生する「ワキガ」、30代半ばごろから50代半ばにかけて頭部を中心に発生する「ミドル脂臭」、40代から胸や背中などの体幹部を中心に発生する「加齢臭」などがあります。

ミルク(牛乳)のような臭いのする体臭とは?

体臭の中には、ミルク(牛乳)のような臭いを発するものがあります。体臭のうち、ワキガ臭には、カレースパイスのような臭い、酸っぱい臭いの他に、ミルク(牛乳)のような甘い臭いが含まれることがわかっています。

ワキガについては次の記事も参考にしてみてください。

ワキガの悩みを解消する! 原因やチェック方法、治療方法、費用まとめ

ミルク(牛乳)のような甘い体臭には病気が潜んでいることも

ミルク(牛乳)のような甘い臭いは、ワキガのように汗が原因となるものもありますが、ただの体臭ではなく病気が潜んでいる可能性も。その病気とは、「糖尿病」です。

糖尿病がミルク(牛乳)のような臭いを発するメカニズム

健康な人の場合、食事によって血糖値が上がるとインスリンが分泌され、このインスリンの働きにより、血液中のブドウ糖が細胞に取り込まれエネルギーとして利用されます。ところが糖尿病になると、すい臓から出る体内ホルモンであるインスリンが減少してしまいます。インスリンが減少することによって、ブドウ糖をうまくエネルギーに変えることができなくなり、その代わりに脂肪を分解してエネルギーとします。このとき、脂肪の分解にともなってケトン体という物質が発生します。実は甘い臭いはケトン体が発する臭いなのです。これが、糖尿病になるとミルク(牛乳)のような甘い臭いがするメカニズムです。

もし、ミルク(牛乳)のような体臭があり、生活習慣病の心配があるようならば、病院で相談してみてはどうでしょうか。

牛乳を飲むと体臭がキツくなる?

牛乳を飲むとミルク(牛乳)のような体臭がキツくなるのでしょうか?
答えはNOです。
ただし、牛乳の飲みすぎには注意が必要です。

たんぱく質には要注意

体臭と食生活は密接な関係がありますが、たんぱく質を過剰に摂取する食生活は、体臭を強くすると言われています。
人間の腸内には、ビフィズス菌や乳酸桿菌などの善玉菌と大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌が存在しています。たんぱく質を取りすぎると体に吸収されなかったたんぱく質が腸内に流れ込み、悪玉菌のエサとなります。このことにより腸内環境が乱れ、アンモニアや硫化水素などニオイの強い有害成分を大量に作り出します。これらの有害成分は血液に吸収され、毛穴から汗や皮脂とともに分泌されます。これが体臭の原因となるのです。
牛乳はたんぱく質を多く含む食品ですから、取りすぎると体臭が強くなる原因になります。

体臭と食生活の関係については次の記事が参考になります。

体臭と食べ物の関係とは。においの原因・改善できる食事法も紹介

まとめ

今回は、ミルク(牛乳)のような甘い臭いのする体臭について取り上げました。この臭いは糖尿病の可能性もあることから、ただの体臭と安易に思いこむのではなく、気になるようであれば医師の診断を受けることも視野にいれましょう。また、食生活が乱れていないか振り返り、食事内容を改善するなどの対策によって体臭予防をしていきましょう。

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記事本文は2018年4月時点の筆者の知見に基づき制作されており、最新の見解と異なる可能性があります。