ニンニクは翌日の体臭に注意!メカニズムと効果的な対策とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
にんにく

スタミナ食材として知られるニンニク。独特の刺激臭があり、口臭にでることはよく知られています。食後のブレスケアをする方も多いのではないでしょうか。しかし、ブレスケアをしたとしても、ニンニクの臭いは体臭にも出ることがあります。更にその臭いは翌日まで続くこともあるので、食べるタイミングには注意が必要です。なぜニンニクは刺激臭を放つのか、そしてニンニクが体臭になるメカニズムや、その臭いを抑える対策方法についてご紹介します。ニンニク料理が好きな方、食べたいけど臭いが気になって控えているという方は、ぜひ参考にしてください。

ニンニクが体臭になるメカニズム

そもそもニンニクはなぜ臭いを発するのか、疑問に思ったことはありませんか?ニンニクそのものの臭いを嗅いでも臭くないのですが、カットすると一気に刺激臭が漂ってきます。これは、ニンニクに含まれる「アリイン」と呼ばれる成分によるもの。アリインは無味無臭ですが、切ったり擦ったりして組織が傷つくと、ニンニクに含まれる酵素「アリイナーゼ」や空気と結びつき「アリシン」に変化。このアリシンが強烈な臭いを発します。ニンニクをスライスしたものや、ひとかけらをそのまま食べると、噛むことによって更に組織が傷つくので、臭いが新たに生まれてくるというわけです。

それではどのように体臭になるのでしょうか。その答えは胃の中で吸収されることにあります。息の臭いは、ブレスケアで相殺できるかもしれません。しかし胃から体内に吸収され、血中にアリシンが流れ出ることで、全身に成分が行き渡ります。人は絶えず汗腺や皮脂腺から不要なものを排泄しているので、全身に行き渡ったアリシンが体臭へと変わるのです。一度血中にアリシンが流れ出ることで、体臭だけでなく、時間差で食道を通じて口の中から出てきてしまうこともあり、結果的にブレスケアが切れた後の口臭に影響がでてしまいます。
では、ニンニクの臭いを完全に消すには、どのくらいかかるのでしょうか。

ニンニクによる体臭は翌日も残る

ニンニクの臭いの元なる成分であるアリシンが、完全に体から無くなるまでには、なんと48時間もかかると言われています。しかし、体内に残るアリシンが、48時間ずっと口臭や体臭に影響があるわけありません。口臭はだいたい3時間程度で気にならなくなると言われているので、人と会う用事を控えている場合は、ニンニクを食べてから3時間以上空けておくと安心です。それでは体臭への影響はどうしょうか。ニンニクをスプーン1杯分の量を食べたとき、人間の代謝で臭いを消すには16時間かかるそうです。新陳代謝の悪い方は血液の巡りが悪いので、さらに長い時間体臭が続く可能性もあります。消臭スプレーや口内を洗浄しても、血中から皮膚、肺などを通して臭いが出てくることもあるので気が抜けません。

つまり、今夜食べたニンニクは、翌日の体臭に影響を及ぼす可能性があるということです。因みにスプーン1杯分のニンニクは、ニンニクを使ったラーメンや餃子、パスタなどで比較的簡単にとれてしまいます。それでは、そのニンニクの臭いはどうしたら消えるのでしょうか。

ニンニクの臭いを翌日までに消すには

ニンニクは栄養のある食べ物として定期的に摂取したいところですが、臭いが強烈かつ長時間続いてしまうのでなかなか手が出しづらいでしょう。しかし、ニンニクの臭い対策は確立されているので、ぜひ実践してみてください。

ニンニク臭を食べ合わせで解消

ニンニクを食べた後や、ニンニクを食べているときに一緒に摂ると、臭いの発生を抑えられるものがあります。

食後にりんごを食べる

ニンニクを食べたあとは、食後のデザートとしてりんごを食べるのがおすすめです。りんごに含まれるポリフェノールやペクチンは、体から発生する嫌な臭いを消す効果が期待できます。特にペクチンはりんごの皮に豊富に含まれているので、体臭や口臭を改善するために食べるときには皮ごと食べるようにしましょう。

お茶を飲む

ニンニク料理と一緒にウーロン茶を飲むというのもおすすめです。ウーロン茶にもりんご同様に消臭効果のあるポリフェノールが含まれています。また、緑茶やマテ茶でも代用が効くので、ニンニク料理のお供には、ぜひお茶を用意してください。たくさん飲むことで臭い成分を尿として排出しやすくできます。

ニンニク臭を代謝アップで解消

血中に流れ出たアリシンを早く体外に排泄させることで、翌日にニンニク臭を残しにくくすることができます。

入浴やサウナで汗をかく

食事の際にりんごやお茶で対処できても、その消臭効果は一時的なもので数時間後には臭いが再発する可能性も。消臭効果のある食材で臭いを消すことも大事ですが、臭い成分を排出するには汗をかくことも必要です。ニンニク料理を食べた日は、湯船に浸かりしっかりと汗をかいて体内の毒素を出しましょう。40度前後の湯船に15分程度浸かるのが理想です。

サウナの場合は、汗腺トレーニングにもなる「冷温交代浴」をして、効率的に汗を流しましょう。冷温交代浴とは文字通り、温かいお湯と水に交互に浸かることです。体内に蓄積された皮脂や臭いの元を排出する効果が期待できます。

運動で汗をかく

普段から運動をしていない方には少しハードルが高い方法かもしれません。筋トレを行うこともいいのですが、やはり大切なことは汗をかくことなので、有酸素運動が効果的です。なかなか運動が難しいという方は、最寄り駅より手前の駅で降りて歩いたり、普段はエスカレーターを使うところを階段を使ったりすることも、普段より代謝を上げる効果が期待できます。

まとめ

独特の臭いがするものの、クセになる風味が好きという人も多いニンニク。おいしくて体に良いものですが、エチケットとして多少の臭い対策をしてくことがおすすめです。ニンニク料理を楽しみつつ、食後のデザートでりんごを食べ、お茶も多めに摂取して臭いの元を排出していきましょう。

こちらの記事で体臭に関する総合的な情報を紹介しています

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

体臭を見える化!ニオイの悩みを解消する体臭測定キットodorate(オドレート)

当サイト「体臭ラボ」を運営するオドレート株式会社は、世の中の体臭の悩みを解消すべく埼玉県の理化学研究所敷地内で体臭に関する研究開発を行っています。

この度、以下のような不安を解消する「体臭測定キットodorate(オドレート)」を開発しましたので是非ご活用下さい。

【体臭の客観的な評価がわからない】
・周りから臭いと思われていないか?
・周囲がどう感じているか知りたい。
・何か対策した方がいいのか?

【効果的なケア方法がわからない】
・体臭が気になるが、何をすればいいかわからない。
・今使っているケア製品は効果があるのか?
・自分の体臭に合うケア方法が知りたい。


odorateについて

 

注意事項

記事本文は2018年4月時点の筆者の知見に基づき制作されており、最新の見解と異なる可能性があります。